Kick & Bass - Part 2

Kick & Bass - Part 2

12 April, 2010 (01:22) | PRODUCTION | By: Kai

世の中にはイロイロなベース音があるとは思いますが、クラブミュージックに限って言えば、 個人的にはシンプルなアナログモノシンセが一番適していると素直に考えています。(王道はMinimoog!ですよね?やっぱり)

Popsなどのメインストリームな音楽だと、ファイナルマスターのヘッドルームを稼ぐ為に極端に低音域を削る必要がある為、ベース、キックともども50hz以下はばっさりカットなんてことも多く、著名エンジニアもかなり当たり前にやっていますが、クラブミュージックでこれをやると大変なことに・・・(いわずもがな)

存在感のある太いベースを作るのに必要なのは(他のパートでも言える事だけど)周波数域を被らせないEQ設定。これに尽きるでしょう。ベースをキックの上に持ってくるか下に持ってくるかはケースバイケースですが、キックより下のサブベース帯にベースラインもってくるのであれば、キックの50hz辺りから下はロールオフしてベースの入るスペースを作ること。逆にサブローキック(808とかね)を使うのであれば、リードベースのピークは80-150hz辺りにしておいて低周波域はロールオフ。

これだけでもかなりモコモコした低音域は解消されますが、キックとベースのノートオンが被るときにはどうするか?そんなときにはサイドチェインコンプ。これはキックをベースコンプのトリガーにして、キックのヒットにあわせてベース音をダック(かがむという意味)させるテクニックですが、ポイントはFAST ATTACK & FAST RELEASE。キックにコンプをかける時はSOFT KNEE & SLOW RELEASEが基本ですが(おっと、あくまでハウス系の音作りにおいてですが)、ベースのサイドチェインコンプの場合のセッティングはというと・・・

ATTACK 0-0.2ms位
RELEASE 1-3ms位(ATTACKにあわせて任意で。ブツブツ聴こえない程度に)
RATIO 10.0-21.0位
KNEE 0db! Hard Kneeで!

↑を設定したらあとはThresholdで丁度良いところまでコンプのかかりを調整。

キック音が無いパートでもサイドチェインコンプが掛かりっぱなしの状態にしたい場合には、キックトラックを複製&1BARでループさせたオーディオをサイドチェインにルーティングさせ、マスターアウトをミュートさせればOK。(DAFTPUNKスタイルですね。最近はあまりやらないですけど・・・)

30hz-40hz辺りってウーファーないと殆ど聴こえないし、可聴範囲外だと思ってしまいがちですが、ダンスミュージックでは一番と言っていい程トラックの出来を左右する帯域なので、正確な出音はマメにシステム通してチェックしていきたいですね。ヘッドフォンとスペアナでもかなり近いところまではいけると思うので、きちんとA/Bコンペアしながらセッティングをする癖をつけてくださいね〜。

それでは今日はこの辺で。

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  1. madmp posted this